青ブタ#8 感想
梓川の名言
梓川がもう一人の二葉と夜を明かした日の午後、一人で家を出た二葉は学校の教室で座っていた。台風の中自転車を走らせ、ようやく二葉に会うことができた梓川だったが、疲労のために気を失ってしまう。そのまま病院に運ばれ、意識が回復した梓川は待合室にいた二葉と会話を交わす。
自分のことなんて別に嫌いでいいんだよ
僕は、「ま、こんなもんだろ」って思いながら生きてる
さすがだね
普通だとここは少しずつ自分を好きになっていけばいいとか
二葉にもいいところはいっぱいあるとか言うべきなんじゃないの
そんな前向きな生き方疲れるだけだろ
最低だね梓川は
だけど、なんかほっとする
こうして素直になれた二葉は、もう一人の自分に「私も花火に行きたい」と電話で打ち明け、ついに一つの体に戻ることができたのであった。