大学における未成年の飲酒について
法改正により18才から成年になることが決まったが、飲酒や喫煙については20歳以上というのは変わらなかった。
しかし、日本の大学という生活圏において、そんな法を守らなければいけないという意識は相変わらず低いようだ。
かという私も19才でありながら、結局酒を飲むことになった。
避けられなかった。
私は意志が弱いわけではないが、どうしても断れなかった。なぜ先輩という人たちは未成年である後輩に酒を勧めてくるのか。しかも、少々強引な空気を作り出して。
サークルには飲み会がつきものだ。そしてもちろんそこには1年生から4年生つまり未成年と成年が混在している。
彼らは言葉巧みに後輩に酒を飲ませようとする。
この酒を断れるのはおそらく団体全員を敵に回すことも厭わないレベルの強靭な精神力を持っている人だけだと思う。
結局、私たちは、良くしてくれる先輩との人間関係や、輪の中で浮かないことを優先し、法を犯すことを選択せざるを得ない。
私にとってこのジレンマはかなり精神的な負担になっている。